クルマ

桜咲き乱れる!春の2024年F1日本グランプリを観戦してきました。

2024-04-17

今年のF1日本グランプリは史上初の春開催になりました。

F1が日本に上陸してから毎年9月頃に開催されていたのですが、カレンダーの見直しによって2024年からは基本的に4月頃の春開催となりました。

ですのでいつもは1年の1度のお楽しみのところ今回に限って2023年9月以来半年ぶりの開催!ちょうど桜の開花予想とぶつかる日程だったことからサーキットで桜が見られるのではないかと多くのファンが期待していました。

例年であれば4月はもう桜が散ってしまうことも珍しくないですが、今年は開花が遅くてなんとF1グランプリ開催日がちょうど満開!!!マジでF1もってるなと思いました(今回皇室も観覧に来ていたのでそのおかげ?)

ちょうど1週間前にはフォーミュラE TOKYO E-Prixも行われたというところでモータースポーツへの関心が高まる今日この頃。春爛漫、桜満開の素晴らしいレース日和に恵まれた、2024年日本グランプリのレポートをしていきますよ。

 

 

F1ウィークは東京でもイベント開催!

昨年F1日本グランプリが開催される週に歌舞伎町でF1事前特別イベントが開催されましたよね。あのときはレッドブル系ドライバーだけの登壇だったんですけど、今年は更にパワーアップして各チームからドライバーやチーム監督がステージに立ちました。

場所は六本木ヒルズアリーナ。4/2・3と開催され天候はあいにくの雨だったのですが、バチバチにファンが集まりました。特に2日目最終セクションはレッドブル・RBだったのでチケットは秒速SOLDOUT。私も行きたかったのですがチケット取れませんでした・・・。

ちなみにチケットは無料ですが予約制でF1チケットと同様鈴鹿サーキットの公式サイトから申し込む必要があります。今回電子チケットがメインになったので今後もこの形が定着するかもしれませんね。

ちなみに会場には歴戦の名マシンが展示されていて、F1ファンなら誰でも知ってる名車がずらずらと並んでいて圧巻でした。こんなに日本にあるとは正直思っていませんでした。テンション爆上がりです!

マクラーレン・ホンダ MP4/7。黄金タッグ末期の車両。F1史上最高のバトルと言われる1992年モナコGPでマンセルを敗ったマシン。多分F1マシンで最も有名な赤白マルボロカラー。

ウィリアムズ・FW12。後に史上最強と称されるFW14Bの前身でアクティブサスペンションを搭載した初のモデル。日本でもおなじみレッド5のマンセル号です。

ロータス・97T。アイルトン・セナ初期のキャリアを彩ったJPSカラー。80年代らしく角ばったのっぺりボディが印象的。黒金の秀逸なデザインから今なお人気が高いです。

フェラーリ・F2005。シューマッハ全盛期の終わりを告げたマシン。ギザギザの羽根があちこちについているのが特徴。V10NAなのでエンジンサウンドが断トツうるさい。

肝心のイベントの方は唯一都合がついた第6セクションに参加。急遽出演が決まったジャック・ドゥーハンとローガン・サージェントのステージを観覧ました。

アルピーヌのリザーブドライバーのジャック・ドゥーハン。非常に落ち着いたハンサムボーイでした。会場には父親にして伝説のMotoGPライダー ミック・ドゥーハンも普通にいました。

超久しぶりのアメリカ人F1ドライバーであるローガン・サージェント。F3時代はピアストリと競っていた腕利きですがF1では少し苦戦気味。前戦オーストラリアではクラッシュしたアルボンにマシンを譲り欠場という一幕も。

F1運営側でも日本でのF1人気は感じているらしく、同時に重要なマーケットであると認識しているそうで、今後も今回のようなF1イベントは開催していく方針とのこと。

ですので来年もまた更にパワーアップして行われるかもしれないですね。

F1関連のイベントは東京だけではなく名古屋駅でも開催されていまして、トロロッソ(アルファタウリ・RBの前身)のマシンが展示されていました。今年のRBのマシンにちょっとカラーリング似てますかね?

ちなみに名古屋駅にはちょっと懐かしいトロロッソのマシンが展示されていました。会場ではアルコールフリーのハイネケンが無料配布されていました。

 

 

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桜満開!鈴鹿サーキットにF1と春が来た!

東京でのF1イベントを楽しんだ私はその興奮冷めやらぬうちに名古屋上陸。今回も気合の金曜日入りでしたが、あいにくFP1・FP2には間に合わず、結局土曜からの参戦になりました。今回FP1ではRBから岩佐歩夢がF1初ドライブということもあり初日から5万人が来場したそうです・・・。フリー走行だけでこんなに人来るのって日本だけらしい。

そんな鈴鹿サーキットですが、まるでF1開催を祝うかのように桜満開!マジでこんなに満開の桜を間近で見たのって久しぶりすぎてたまげてしまいました。

「春の鈴鹿 ARE YOU READY?」

F1の中継でもそこらかしこで桜が切り抜かれてましたが、まぁそれもそのはず。今になって気づきましたが鈴鹿サーキットって桜の木がたくさんあるんです。コース内からもよく見えるくらいでドライバーたちからも大好評でした。

さらに日曜日の決勝レースではカンカン照りの晴天に恵まれたので、まして桜が美しく映えました。いや~思いがけず良いお花見になりました。

 

ちなみに今回どこで見ていたかと言うと・・・

S字区間~ダンロップへ抜けていくポイント。鈴鹿でマシンポテンシャルとドライバースキルが最も試されるポイントと言われています。

ココ!いわゆる東コースのド真ん中ですね。S字の出口付近の逆バンクあたりなのでで第1コーナー~逆バンクまでが見渡せます。多分鈴鹿でも屈指の人気スポットなのではないかと思います。レース通はよくここで見ると言いますね。

S字は鈴鹿サーキット最大のポイントと言われており、マシン性能とドライバーの腕が最も試されるポイントだと言います。特にF1マシンはS字をまるでレールの上を走るかの如くウネウネ走りますから、かなり見ごたえがあります。比較的長い時間走る車を見ることができるのでオススメです。

ただ価格が32000円!ちょっとたけぇですよね~。まぁF1なんでどこもかしこも高いんですケド・・・。D席でもC席寄りか高めの場所じゃないとS字が見えないのでそこは気を付けたいところ。モニターもある場所なのですごくイイ。昨年は一瞬しか見えない&モニター無の130Rで24000円でしたから、値段相応なのかな?

 

 

波乱スタートも・・・角田くん悲願の母国GP発入賞!

スタート直後の様子。一斉にS字でもみくちゃになるのはなかなか壮観です。あんだけ狭けりゃクラッシュもするよね。

レースが始まると一層この席の良さが際立ちます。スタート直後の術つなぎ攻防をしっかり拝めました。このときはじめて「あぁTVで見てたF1だぁ」なんて感動しちゃいました笑。去年の130Rも良かったんですけど、やっぱりS字の走りは圧巻ですね。

目の前ではこの距離感で見えます。S字出口はちょうど加速し始めるところなので非常に迫力があります。今回序盤~中盤にかけてバトルが多かったですから余計に面白かったです。

もちろんS字が見えるという事は・・・

はい、レース開始直後のリカルド・アルボンのクラッシュもばっちり捉えております。F1マシンのクラッシュを見るのは初めてでしたからすごくドキドキしました。このときRBのどっちのマシンか分からなくて「角田?角田か!?」みたいな雰囲気だったのを覚えています。「リカルドか!ふぅ・・・」みたいな笑。みんな正直です。

赤旗中断の後マシン撤収とガード修繕までに大体30分くらいでしたでしょうか。テキパキとこなしていたのであっという間でした。壊れたマシンは赤旗中にガードの内側に置かれ、レース後ドナドナされていきました。

回収されるRB・リカルドのマシンとウィリアムズ・アルボンのマシン。このクラッシュでアルボンのシャシーにはまたしても亀裂が入ってしまったようです。なんと次戦中国GPは2台とも手負いのリペアシャシーに・・・。

肝心のレースはというと、まぁ赤旗再開後もやっぱりフェルスタッペン無双だったのですが、それ以降3位~中段勢は抜きつ抜かれつのデッドヒートで大変見応えがありました。

中でも我らが角田くんは予選9位のから好発進を期待されたもののスタートがイマイチ決まらず、赤旗リスタート時は後方からの追い上げとなりました。リスタートはソフトタイヤに履き替えたことで好ダッシュを決めましたが、それでも中段勢はダンゴ状態でなかなかポイント圏内に入れません。

そんなヤキモキした状況の中、状況を変えるためにピットストップを敢行。なんとそこであろうことか5台数珠つなぎで順位を争っていた中段勢が全車同時にピットイン!レースで極稀に起こるピットレースになりました。

その勝者はなんと・・・角田裕毅!!RBクルーが最速でピットストップを完了させたことでごぼう抜きに成功!もつれていた中段争いからピットで逆転します。今大会のMVPは間違いなくRBのメカニックたちです笑

まさしく会心のピットストップ。モータースポーツはチームスポーツだとはよく言いますが、これほど如実に体現したレースはなかなかないでしょう。正直これがなかったら間違いなく入賞は不可能でした。勝負の明暗を分けたピット攻防戦でしたね。

その後ハースのヒュルケンベルグを確実にオーバーテイクし10位浮上。角田くんが元から高い評価を受けているタイヤマネジメントもさえわたり10位死守。オーストラリアに続き2戦連続ポイント獲得。しかも日本GPでは3回目にして初入賞となりました。

今期上位5チーム10台と下位5チーム10台の戦闘力がハッキリ分かれている中での10位は立派すぎます。上位チームにリタイヤが出なかったことを考えればもはや勝ちに等しい成果と言えます。そのことをよく知っているファンからは拍手喝采。実に充実したF1観戦となりました。

いつもの安定した走りで堂々優勝のフェルスタッペン。2位はぺレス。これで前戦オーストラリアを除いた4戦中3戦でレッドブルワンツー。今年も圧倒的強さは健在?速すぎてほとんど実況で触れられませんでした。

 

 

 

充実の春の日本グランプリ。次は1年後・・・

我らが角田くんは大健闘の10位死守。マシン性能を考えれば最上の結果と言えます。角田くんのマシンが目の前を走る度に拍手が起こってました。

さてフォーミュラEからのモータースポーツ熱を持ったまま挑んだF1日本グランプリもついに終わってしまいました。はぁ~去年9月から半年も長いなぁーって思って待ってたのに次はちょうど1年後ですって!もう先が長すぎて気がおかしくなってしまいそう。

こんだけ人気あるんだから年2回はやってほしいですよね~笑アメリカなんか3回もあるのに・・・。

去年はレース展開としてはあまり盛り上がらなかったけど、今年は接戦が非常に多く、特に角田くんは10位に行けるか行けないかでギリギリの攻防だったこともあり大変見ごたえがありました。やはり母国ドライバーが活躍すると盛り上がりますね。

次戦は中国GP。コロナ明け初めての開催となります。まだ第5戦ですから始まったばかり。今年は24戦もありますから、まだまだF1シーズンは続きます。来年はドライバーシートが大きく動くと噂されており、我らが角田くんもひょっとしたら絶対王者レッドブルへの移籍も・・・?あるとかないとか?

それもこれも今年の成績次第でしょうから、今後のF1からも目が離せません。ぜひとも活躍に期待したいところです!!

 

余談ですが、実は僕はまだ角田くんのユニフォームは買ってないんです。なぜかって?彼がグランプリウィナーになったときに買うと決めているからです。日本人初の優勝もありえないものではないと感じさせるポテンシャルが彼にはあります。

どうか僕に早く君のユニフォームを買わせてくれよ・・・角田くん!

 

 

行きは早朝。帰りは平田町駅が安定。

さてそんな充実したF1観戦ですが、毎年大変なのが行き帰り。今年は昨年よりもさらに多い3日間合計22万9000人が来場。外国人観客も非常に多いので、交通アクセスは気を付けなければなりません。

私もそうなのですが、多くの人は名古屋方面から来ます。早朝ならそれほど混みにくいので行きは早め早めに動き出せばOKなのですが、問題は帰り。日本GP後の帰宅ラッシュは有名で鈴鹿サーキット稲生駅は乗るまで3時間待ち、白子駅行バスは2時間待ち、タクシーは絶対捕まらない・・・と帰り道はなかなか壮絶です。

昨年よりも各所で増便したみたいですが、それでも根本的な解決とはならずやはり今年もものすごい混雑になっていました。サーキットで時間つぶしたところで待機列が緩和されるわけじゃないし、かといってレース終了前に帰るのは味気ないですよね。

そんなわけで今年も私は安定の平田町駅ルートで帰りました。去年のF1観戦記でも紹介しましたが、40~50分歩かなきゃいけないんですが間違いなく電車に乗れるルートです。1日中サーキットを歩き回った足には応えますが、それでも何時間も待ちぼうけ食らうよりはマシだ!と思って使ってます。

鈴鹿サーキットでも平田町駅の利用もお願いしますって書いてあったような気もするのですが、さすがに遠すぎてなかなか誰も行かないですね。道中はリピーターと思わしきF1ファンたちが歩いていました。

 

 

その他:こんな写真も撮ってきました

2014年日本GPで亡くなったジュール・ビアンキを追悼する女性です。この方連日活動されてました。現在までF1最後の死亡事故です。ルクレールはビアンキの特別仕様ヘルメットを着用してました。

レゴでできたメルセデスAMGのマシンです。意外な完成度の高さに注目を集めていました。そういえばレゴで毎回F1のハイライト再現してる海外のYouTuberいますよね。

GPスクエアでは連日F1ドライバーやチーム代表、関係者らが登壇していました。僕が毎回お世話になってるWednesday F1 TIMEのステージも。相変わらず男前な中野さん。

 

スーパーアグリ時代の佐藤琢磨号

ロータス時代の中島悟号

新設されてホンダレーシングギャラリー入口に展示されているMP4/5。マクラーレン・ホンダ黄金タッグを象徴するマシン。やっぱり”F1”と言えばコレ。

 

今年も元気なフェラーリ軍団。なぜか本場のイタリア人も乱入してイタリア国家を大合唱していました。

 

ホンダとタッグ解消後も人気なマクラーレン。さすがスター養成チーム。奥には謎の恐竜も・・・。

 

やっぱり今年もいたオールドファン。一体どこで仕入れてるんでしょう?そのレーシングスーツ。左:わからん 中:片山右京 右:アイルトンセナ

 

今年もいたHAASメカニッククルーたち!僕もハースの服着てたので記念に。4月開催で在庫が少ないらしくハースグッズは貴重なんです。

 

去年もいた気がするフェルスタッペン&ハミルトン。この写真近くにいた外国人にカメラお願いしちゃいました。

 

毎度おなじみチェコ大応援団・・・ですが今年は角田くん入賞を祝して「Oh Yuki Tsunoda~」コールが!ちょっと感動・・・

 

レース開始直後のクラッシュ現場。コースウォーク中ものすごい人だかりだったので何事かと思ったら・・・タイヤがちょっとグチャッてなってるだけです

 

日本初のF1マシンとして1964年に誕生したホンダ・RA271。この車体では勝利を挙げることはできませんでしたが、翌年後継のRA272でホンダ初勝利を飾ります。いわばホンダF1の原点ともいうべき一台です。

 

サーキットは屋台が豊富なのでつい箸が進んでしまいます。客席近くにあったカレー屋でステーキカレーを食べました。1500円とかですかね?観光客価格です。

 

日本GPでおなじみのカタカナハイネケン飲みながら。リンゴ飴も食べてます。ビールには合わないがうまい。

 

どうも名古屋めしが口に合う私は今回2泊3日のうちに食らいつくしておりました。おかげさまで明らかに太りました・・・。あとは台湾ラーメン食べれば名古屋飯コンプかな~?もう移住した方が良いかぁ???

ひつまぶし

 

味噌煮込みうどん

 

味噌カツ丼&きしめん

 

世界のやまちゃんお持ち帰りセット

 

 

実はクルマと同じくらい大好きなのが競馬!金曜日は笠松競馬開催という事で人生初行ってきました。笠松は岐阜県ですが名古屋から40分くらいで行けてしまうことに驚きです。

 

 

 

 

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