結構前のことですが、
頭文字Dの後継作である
MFゴーストのアニメ化が発表されましたね!
公開は2023年ということで
もう少し先の話なのですが、
オープニングトレーラーを見るやいなや
スゲェワクワクしっぱなしなボクです。
→2023年10月~放送開始!
頭文字D時代から一気に時代が進み、
近未来がモデルとなっているMFゴースト。
頭文字Dのころとは打って変わり
登場車はほとんどがスーパーカー。
ランボルギーニやポルシェなど、
頭文字D時代とは一線を画す
ラインナップで話題になりました。
そんな並みいるスーパーカー勢を
非力なトヨタ・86を自在に操り
主人公・片桐 夏向(カタギリ カナタ)が
ライバルたちを打ち負かしていく
というストーリーになっており、
このへんは頭文字Dのコンセプトを
受け継いでいるカタチです。
(ちょうど同じハチロクですし)
そんなMFゴーストの登場車で
GTAオンラインで再現できる車を
一挙に集めてみました!
※クルマのカラーは単行本表紙、
アニメPV、ドリフトスピリッツ
などを参考に再現しました。
トヨタ 86(ZN6型)
使用車種:カリン S95
MFゴーストの主人公、片桐夏向(カナタ リヴェントン)が使用するクルマ。ゼッケンは「86」。イギリスの名門レーシングスクールを卒業したカナタは父親を捜すために日本へ来日。父親を捜すために、リョウ・タカハシにより設立された『MFG』への参加を決意。パワーに劣る86でありながら、前作主人公・藤原拓海直伝のテクニックと天性の才能でライバルたちと渡り合っていく。
トヨタ・86は2012年に発売されたスポーツカー。若者のクルマ離れが深刻化する中、「長く愛される運転が楽しいクルマ」を目指して開発。スポーツカー不遇の時代にありながら大ヒットを記録した。先代・AE86のコンセプトを受け継ぎパワーに頼らないハンドリングに優れたライトウェイトスポーツを実現。2021年からはGRブランド第3弾としてGR86が販売開始になった。
S95は次世代機版(PS5・Xbox Series X/S)限定で実装されているクルマ。見た目はあまりにもトヨタ・86にソックリ。日本・海外でも大人気のクルマなため実装が決まった時は誰しもが歓喜したことだろう。・・・しかし次世代機版限定という点が悔やまれる。これのためだけにPS5抽選に申し込んだという人もいるらしい。気持ちはイタいほどわかる。
日産 GT-R NISMO(R35型)
使用車種:アニス エレジー RH8
カナタをライバルながら弟分として慕っている相場 瞬。ゼッケンは「9」。小田原の走り屋出身のドライバーでありながら実力は国内トップクラス。勝気でまっすぐな熱血漢タイプではあるが、レースになると熱くなりすぎるところがタマにキズ。頭文字D終盤で登場したスパイラル・ゼロが主催するゼロ・アカデミーの出身であり、MFG出場中もマシンのメンテナンスなどのサポートを受けている。
R35型GT-Rは2007年から販売されており、2002年の排ガス規制で生産中止になったスカイラインGT-Rシリーズを復活させたモデル。経営不振に陥っていた日産を立て直すためにカルロス・ゴーンがGT-Rの復活を命じたのがきっかけで誕生した。日産の技術力のすべてをつぎ込んで開発された結果、純正で時速300kmを超えるモンスタースペックを実現。スポーツカーを超えたスーパーカーとしてGT-Rは蘇ったのだ。
ソーシャルクラブ加入者なら無料でゲットできるエレジーRH8。GTAオンライン開始当時から存在しているクルマであり、無料で買えるのに高スペックな車両として人気を博す。さらにベニーズアップグレードでR32型へと変貌を遂げることから、クルマ好きならほとんどのプレイヤーが所持している一台である。今でもスペックは高水準なので久々に乗り回すとコスパの良さに驚くばかりだ。
ポルシェ 718ケイマンS(982型)
使用車種:フィスター グロウラー
MFGイチの天才ドライバーであるミハイル・ベッケンバウアー。ゼッケンは「12」。ポルシェの育成アカデミー卒業生で弱冠20歳ながら天才的なドライビングスキルを持つ。常に高慢で高飛車な態度をとっており、MFGに参加しているドライバーたちを見下している。ただしメンタルの弱い部分もある。
ケイマンは2005年から販売されているモデルで、ポルシェの看板商品である911シリーズの下位に位置するエントリーモデルである。とはいえ運動性能は確かなものがあり、現在も国際レースで多くベース車として見受けられる。第3世代である718ケイマンにはこれまでの直6NAではなく、水平4気筒ターボエンジンが採用された。
LSカーミーティングアップデートで追加されたグロウラー。どこからどう見てもポルシェなデザインと豊富なカスタムで様々な楽しみ方が可能。性能的には同アップデートで追加されたコメットS2(911がモデル)をやや下回る程度で、価格もその分抑えめ。ゲーム内でもケイマンと911の関係性が再現されていると見受けられる。
ポルシェ 911 GT3(991型)
使用車種:フィスター コメットS2
MFG前回・前々回大会のチャンピオンである石神 風神。ゼッケンは「1」。2年連続王者のディフェンディングチャンピオンとしてカナタたちに対決するが、今大会は序盤から苦戦を強いられている。合理的な性格で911を選んだのもハンデ的に優位に立てると考えたため。若手ドライバーが多い中でのベテランポジションということで、今後の展開にどう絡んでくるか期待したいところ。
911はポルシェの代表作にして50年以上続くロングセラーシリーズ。その時折の最新技術が詰め込まれたパッケージはスポーツカーの最高峰であり、世界中で愛され続ける伝統のモデル。レーシングカーとしても非常に優秀で、優れた整備性とコスパの良さから「プライベーターの味方」と呼ばれ、世界各国のサーキットシーンで活躍している。文句なしにスポーツカーの代表である。
グロウラー同様LSカーミーティングアップデートで追加されたコメットS2。コメットおよびコメットSRの次の世代にあたるモデルで、より実際の911に近い(というか瓜二つ)なビジュアルへとなった。こちらもカスタムが豊富で、特にサーキットカスタムのパーツが多い。街乗り仕様のシンプルスタイルも良し、カスタムしてレースカー仕様にしても良しな万能車だ。
なおゼッケン「8」のジャクソン・テイラーは同じ型のポルシェ・911で参戦している。こちらはシルバーのボディカラーのウィングレス仕様。MFG開幕戦でカナタと激しいバトルを繰り広げたことで、カナタの潜在能力の高さをいち早く見抜き、称賛した人物である。
ホンダ シビック タイプR(FK8型)
使用車種:ディンカ スゴイ
作中屈指の理論派ドライバーであり、大のホンダ党でもある前園 和宏。ゼッケンは「13」。外国製スーパーカーが大多数を占めるMFゴーストにおいて、少数派の日本車、それもホンダ車にしか乗らないのでひときわ目立つ存在。前年まではハイブリットレス仕様のNSXで参戦していたがセッティングが難航し、開幕戦のみシビックで出場した。
シビックは1972年に登場して以来、ホンダを代表する看板商品であり、約5年に一度のペースでモデルチェンジを繰り返し絶えることなく受け継がれてきたクルマである。日本のみならず北米でも人気が高く90年代のスポーツカー黄金期でも屈指の人気を誇るクルマである。最高級グレードのタイプRはスポーツカーとしての性能が素晴らしく、走り屋からレースチームまで幅広く使用された。古いモデルの中古車市場は高騰が著しいことで有名。
FKシビックを忠実に再現しているスゴイ。古いシビックをモデルにしているブリスタとは名前に関連性はないが、その姿から後継車であることは間違いなさそう。ブリスタ・カンジョ同様にアンダーステアがキツく(要するに曲がりにくい)かなり運転しづらい。FF車としては最高峰のスペックを誇るが、うまく走らせるのには慣れが必要。ワンメイクレースをしたら面白そう。
ホンダ NSX(NC1型)
使用車種:ディンカ ジェスター
開幕戦はシビックで出場したものの奮わず、最下位でフィニッシュした前園 和宏だったが、第2戦にはNSXのセッティングが間に合い、本来のチカラを取り戻し上位ランカーとも渡り合える戦闘力を手にした。しかし理論派の前園にとって、セオリー無視の走りをするカナタは恐ろしく脅威であり手を焼いているようだ。
1990年に発売されF1王者アイルトン・セナを開発ドライバーに抜擢したことで知られる和製スーパーカーNSX。そのNSXが11年ぶりに復活したのがNC1型のNSXだ。ホンダ最新鋭のハイブリットシステムを搭載し、長年のモータースポーツ活動で培われた最適な空力パッケージを実現。欧州産スーパーカー顔負けのデザインとJDMスポーツの魂を組み合わせたホンダの傑作マシンだ。
ジェスターは旧世代機版(PS3・Xbox360)から登場している古参車両。マッサクロ同様にノーマル版とレースカー版がある。今となっては影の薄い存在だが、バツグンなシャコタンルックスとモデルのNSX人気が相まってシャコタン界隈では根強い人気車両。カスタムパーツは少ないがモデル車にかなり近いスタイリングのため人気が高く、プライスも200,000ドルそこそことお値打ち品だ。
ランボルギーニ ウラカン
使用車種:ペガッシ テンペスタ
ランボルギーニ至上主義者、大石 代吾。ゼッケンは「3」。裕福な家庭に生まれ育った大石は「大排気量自然吸気のランボルギーニこそスーパーカーの王者」という信念を持っている。基本的に実家の軍資金にモノを言わせているだけなため、一部ドライバーたちから嫌われている。
ウラカンは2014年から販売されているモデル。アウディ・R8と多くの部品や構造を共通している兄弟車であり、レースでも使用されるスポーツモデルである。ランボルギーニといえばスーパーカーの代表格であるが、レースのイメージはあまりないかもしれない。しかしウラカンはレースでの使用を検討し設計されているため、FIA-GT3クラスのレースにしばしば登場する。日本にはJLOCというランボルギーニでのレース活動を展開するチームも存在する。
GTAオンライン内に存在するランボルギーニモデルの中でもかなり実車に近いモデリングのテンペスタ。カスタムパーツは少ないながら憧れのランボルギーニを自由にカスタムできるということで高い人気を誇る。ほかのペガッシ車と一緒に並べてランボルギーニコレクションを作るのも悪くないだろう。
BMW M4 (F82型)
使用車種:ウーバーマフト サイファー
コーナリングに定評のあるドライバーで「コーナーの魔術師」として知られる柳田 拓也。ゼッケンは「6」。参戦当初はM6で参戦していたが、カナタや赤羽との対決で実力差を思い知り「予選で好位につけデカいボディで後続車を塞ぐ」というスタイルへ変更。よりボディの幅が大きいM4 DTMチャンピオンエディションへとスイッチした。
M4は2014年から販売されており、BMW Mが4シリーズをベースにチューニングを施したモデル。M3やM5同様、Mチューニングによってハイスペックを実現。特にM4はDTM参戦を念頭に置いてあったことから、元から高いレーシング性能を持っていた。なお作中に登場するDTMチャンピオンエディションは2016年DTM王者を記念して作られた特別仕様車。
サイファーはグリル以外ここ数年のBMWの形状にソックリというクルマ。スペックもなかなかの高水準。ド派手なカスタムパーツは無いが、細かい小さなカスタムが多く、まるで純正オプションをイジっているかのような感覚。BMWのように質実剛健なクルマだからこそそういう楽しみ方があっても良いだろう。
メルセデス・ベンツ AMG-GT
使用車種:ベネファクター シュラーケン GT
MFG参戦3年目で経験を積むことを信条にしている大谷 洋介。ゼッケンは「7」。最新のスポーツカーであるAMG-GTに乗り込むが、ハイテクデバイスの過剰な介入によりバトルでは苦しめられた。
AMG-GTは2014年から販売されており、生産終了したSLS AMGの後継として生産された。スポーツカーらしくロングノーズ・ショートデッキのスタイリングで競合車種はポルシェ・911。メルセデスの技術を結集して作成されたスーパーカーである。レーシングカーとしても高い評価を得ており、SUPER GTやDTMなど多くの競技でベース車として用いられている。またF1のセーフティーカーにも採用されている。
シュラーケンGTはスタイリングがほぼAMG-GTのままで、スポーツカーカテゴリーの中でも高水準なスペックを備える。バランスが非常に良く、コーナリングも加速にも優れる。価格はスポーツカーの中でも1,000,000ドル超の高価格帯だが文句なしに購入する価値はあるだろう。
アウディ R8
使用車種:オベイ 9F
デビュー4年目でそのいでたちから「ダークサイドの暗黒卿」の異名をとる坂本 雄大。MFGを勝つためには大排気量エンジン・4DW・電子制御が必要と考えおり、全てが高いレベルで揃ったアウディ・R8を参戦車両に選んだ経緯がある。アニメ特報にも登場していたことからイエローのボディであることが判明した。
アウディ・R8はアウディ製のスーパーカーで、発売開始以来V10エンジンとアウディ伝統の4DW技術「クワトロ」を組み合わせたパッケージを貫いている。ランボルギーニ・ウラカンの兄弟車。スーパーカーでありながら運動性能も確かで、DTMやSUPER GTなど世界各国のレースに参戦している。2016年から2代目モデルへチェンジし、電気自動車バージョンやファイナルファンタジーコラボ車などが登場した。
9Fは初期から実装されているクルマであり、オフラインでもよく目にする一台。ハードトップとルーフ開閉ができるモデルが別々に売られている。4DWなのに挙動がブレやすくとても滑りやすい。そういう意味ではドリフト向きの車両なのかもしれない。滑らないように走れせられるとそれなりに早いが、上級者向けであることは間違いない。
レクサス LC500
使用車種:エンペラー ベクター
開幕戦小田原バイクスピークでカナタの走りに圧倒されたE・ハンニネン。ゼッケンは「8」。彼の走りを「クレイジー」と称し、その後の活躍を予感させた。
LC500はトヨタの高級ブランドであるレクサスが初めて作ったFセグメントクーペ。クーペでありながら非常に大柄でスポーツカーというより、パーソナルクーペに近い。ビックボディを大排気量エンジンで走らせる「お金持ちクルマ」といったところか。しかしSUPER GT GT500クラスではLC500をベースにしているように、単なるパーソナルクーペではなく、その性能も確かなものがある。
ベクターは一見すると近年のレクサス車だが、パーツ(特にフロントバンパー)のカスタム次第で印象がガラっと変わる。レクサス特有のスピンドルグリルはもちろん、トヨタ・86のようなフロントフェイス、さらにメーカーを飛び越えて、近年の日産車に採用されているVモーショングリルさえ装備できる。トータルでまとめないとグチャグチャになってしまうが、近年日本車をうまく落とし込んでいるクルマといえるだろう。
トヨタ スープラ RZ(A90型)
使用車種:ディンカ ジェスターRR
MFゴースト期待の新星であり、正真正銘「峠出身」のドライバー諸星 瀬名。ゼッケンは「885」。高橋兄弟が運営するドリームプロジェクトの出身ドライバーで、イエローの車体は高橋啓介のRX-7へのリスペクトによるもの。赤城・妙義・秋名のレコードタイムを更新したことから一躍注目が集まり、いわゆる「頭文字D側」の人間として今作の重要ポジションを担う存在である。
2002年の排ガス規制により姿を消したスープラが2019年に復活。トヨタのスポーツブランド「Gazoo Racing」初の専売車両であり、このことからGRスープラと呼ばれる。BMW・Z4とプラットフォームを共有しているが、それ以外は全く異なるコンセプトで開発されたため実際の特徴は異なる。SUPER GTやDTM Trophyなどレース活動にも積極的で、特に空力性能を評価されることが多いとか。
LSチューナーズアップデートで追加されたジェスターRR。A80スープラがモデルだったジェスター・レトロの後継であり、値段も張るがなかなかの性能。最もカスタムパーツがあまりにも豊富なため、走らせるためというよりはドレスアップを楽しみたいクルマ。LS車両の中でも最近のクルマということと、誰の目にもかっこよく映るアグレッシブなデザインから非常に人気が高い。
アルピーヌ A110
使用車種:ツーンドラ パンテール
MFゴーストの中でもひと際アクの強いキャラとして描かれている沢渡光輝。ゼッケンは「4」。ナルシストで女好き、でも確かな実力者・・・という個性の強い人物。他車に比べても非力なアルピーヌ・A110を使用。ライトウェイトスポーツが大排気量車を食らうという頭文字Dからのコンセプトを欧州車で受け継いでいる稀有な存在だ。
アルピーヌはフランスに本社を構えるルノーの子会社で近年はF1への参戦で注目を集めた。A110はもともと60~70年代のラリーレースで活躍した名車。販売終了からおよそ40年越しでリメイクしたのが2017年から販売されている新生A110である。エリーゼやエキシージ同様、軽量×リアエンジンのパッケージは高いパフォーマンスが評価されている。
ツーンドラは初登場のメーカー。明確にフランス車として登場するのは初のことであり、それもなかなかの再限度の高さで実装されることになった。めちゃ高額でいかにも走りそうな見た目だが正直そうでもない。あくまでフレンチブルーカラーでコレクションとして楽しむクルマになりそう。
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