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【GTAオンライン】ロスサントスの傭兵アップデート追加車両解説&カスタムフォトグラフ

2023-06-15

すっかり毎年恒例になりつつありますが、2023年も夏の大規模アップデートがやってきました。

その名も「ロスサントスの傭兵」アップデート。何年か前の銃器密造アプデやドゥームズデイアプデを彷彿とさせる、いわゆるミリタリー系アップデートですね。まーた高額な軍事車両がぞろぞろ出てくることでしょう・・・クルマ好きとしては、もっと”気の利いた”アップデートを期待していましたが・・・

とはいえ今回は例年並みのドデカいアップデートではなく、追加要素が中心のさしずめ「中型アップデート」といったところでしょうか。主な追加要素は以下の通りです。

 

アベンジャーに作戦端末とアベンジャー・スラスターが追加
→作戦端末は新たに追加されたコンタクトミッション「プロジェクトオーバースロー」プレイに必要。アベンジャー・スラスターは施設のスラスターに武器がつけられないだけの不要の産物。一体何のために・・・

新コンタクトミッション「プロジェクトオーバースロー」
→アベンジャーの作戦端末から受けられるミッション。メリーウェザーとの対決を舞台にしたミリヲタにはアツい展開のミッションだが戦闘機を用いたりするので難易度高め。初回クリアボーナス25万ドルを考えても報酬はしょっぱい。

新フリーモードミッション「LSAオペレーション」
→フランクリンの公衆電話暗殺ミッションに近い。リードに電話するか作業端末から受注可能。空母に潜入したり新戦闘機ライジュウに乗れたりする。だが難易度高め。報酬もしょっぱい。

バインウッド・カークラブ登場 ※次世代機限定
→みんな大好き埠頭の倉庫の一角に出来たカーディーラー。GTA+会員であればメインステージの車両が毎週貰える。さらに展示されている車両をアクションメニューから好きな場所でレンタルできる。

新メニュー「キャリア進行状況」 ※次世代機限定
→ミッションクリアなどを通じて進行状況が進むようになった。キャリア進行状況に合わせて報酬が用意されており、一般販売されていない服やアイテム、ヨウガクラシック・カスタムなどの非売品車両もゲットできる。

※重要※一部既存車両のインターネット販売停止
→これまで南サンアンドレアスオートやラグジュアリーオートで販売されていた既存車両の販売が停止。このアプデ後189台の既存車両がページから削除されたことが判明。運営は「ショッピングの利便性向上」と称しているが、実際はGTA+会員を無理やり増やすための画策と思われ、現にGTA+会員ならば削除された車両も普通に手に入る。ファギオやウォーレナー、RE78やS80RR、ファガロア、イッシースポーツ、ヘルメス、ザイオンレトロ・・・など数々の人気車両がカタログから消滅。世界各国のGTAプレイヤーたちから怒りの声が飛び交っている。

 

・・・といったところです。ちょっと前にGTAオンライン容量限界説が騒がれたように、次世代機完全移行に向けて着実に動き出しています。PS3・Xbox360のときのようにアップデートが来なくなりガラパゴスになるのはどうやら時間の問題の様です。そりゃーPS5が自由に買えるならイイケドさ・・・。まだまだ入手困難だし。

それよりなによりヒドいのがGTA+会員向けに優遇しまくっているということ!!!そりゃ有料会員だから無料ユーザー(既にPSプラスは払っている)よりも優遇されるのは当然だけど、これはやりすぎ。今まで自由に出来ていたものを制限して、それを有料会員専用にするとか・・・何世紀前のやり方だよ、って感じです。

この調子じゃ、次世代機に移行するのはもちろん、GTA+にならないと満足にプレイできなくなる日も近いかもですね・・・クルマ好きプレイヤーにはあまりにヒドい、ヒドすぎるアプデです・・・。だってPSプラス既に払ってますからね?ひとつゲームするのにダブル定額課金制とかありえんでしょ。

 

他のゲームの話ですが、人気FPSゲーム「バトルフィールド」でも課金についての論争がありました。バトルフィールド4までのシリーズではゲーム本体とは別にプレミアムという5000円くらいで買える追加コンテンツがありました。内容は追加マップや追加武器だったのですが、これがプレミアム用武器が強すぎるということで猛バッシングを受けた過去があります。

追加コンテンツがあることで持っていないオンラインプレイヤーにも支障を与えているとして、ちょっとした裁判沙汰になったのです。そのせいもあって続編移行のシリーズではプレミアム制度を廃止。課金コンテンツは戦力バランスに支障の出ないスキンや衣装だけになりました。

この例があるのでGTA+でもせいぜいクルマ販売の優遇措置とか、割引サービスくらいなもんにはなるとは思うのですが・・・先行き心配です。いや、ていうか俺のファギオ返せよ!!!ファギオスポーツも、ファギオMODも!!!!!

 

そんなわけで追加車両の紹介です。ショボン(´・ω・`)

今回はミリタリーがテーマということでちょっと懐かしい4DWが目立ちます。中でもパジェロがモデルのモンストロシティはアプデPVにも登場しており早くも話題沸騰の一台。あとは値段さえマトモだったらよかったのですが・・・。

 

 

ロスサントスの傭兵アップデート追加車両一覧

ヴァピッド クリーク ワゴン

モデル:フォード・カントリースクワイア 1951年式

カントリースクワイアはフォードから発売されたフルサイズステーションワゴン。マニアに人気の高いフォード・1949のワゴンモデル。シボレー・ベルエアの対抗車種ということもあって、やはりデザインは丸みを帯びた形状に。今ではありえない2ドアステーションワゴンというボディ構造とレトロ感たっぷりのウッドパネルが特徴的。

1950年代の車はどれもこれもデザインが似すぎている。シボレー・ベルエア(初期インパラの上級モデル)、マーキュリー・エイト、ハドソン・ホーネット・・・没個性的、と言うのはあまりに辛辣だが「なんでそんなに丸デザインにこだわるの?」と言いたくなるくらい似ている。60年代のマッスルカーたちがバラエティ豊かなことを考えれば、自動車にデザインが求められる分岐点になった時代なのかもしれない。

名前の通り2018年冬に無料配布されたクリークのワゴン版。ただし値段が30万ドルもハネ上がっている。マッスルカーとは名ばかりのスローライフ向け車両。グリーンウッドに近いかもしれない。一応パワーアップを施すことでウィリーもできる。車高はなかなかイカす具合に下げられるが、画像のようにブルドーザーで限界まで下げると「おっほ♡」と言いたくなるスタイリングに。パレトベイの工事現場へ急げ!

 

 

グロッティ イタリGTO スティンガーTT

モデル:フェラーリ・ローマ

ローマは2019年に発売された2ドアクーペ。フェラーリ・カリフォルニアから始まったV8FRシリーズの最新作。流線型をベースとしたロングノーズ・ショートデッキのファストバックスタイル。これは1970年代に活躍したフェラーリ・365やフェラーリ・ディーノから着想を得たとされている。また伝統となっていた丸形テールランプを廃止しており、過去・現代・未来を統合したフェラーリデザインのターニングポイントともいえる作品。

ローマは「自由奔放で甘い生活」をコンセプトに作られており、1960年に公開されたイタリア映画「甘い生活」から影響を受けている。「甘い生活」は1950年代の退廃的な貴族たちの生活や、その時代の人々の不毛な生き方を芸術的に描いた作品で、難解で賛否両論の作品だが世界中の映画タイトルを総ナメにした超名作。そんな名作映画をモチーフにするなんて、最近のフェラーリはちょっとオシャレがすぎますって。

毎度おなじみスーパーカー。812スーパーファストをモデルにしたイタリGTOの後継。イタリGTOはレース最強クラスのスポーツカーとして有名だがこちらも同じくらいの性能。しかし価格は30万ドルほど上昇。レースのために買うといのは忍びないが、デザインは他と一線を画すエッジの効いたイイカンジのデザインなので持っておいて損はなし。

 

 

マイバツ モンストロシティ

モデル:三菱・パジェロエボリューション

2代目パジェロは1991年~1999年まで販売されたクルマ。90年代のRV車・4DWブームを牽引した象徴的なクルマ。トヨタ・ランドクルーザーと共に日本製4DWの草分け的存在。RV車離れが進み2019年を持ってカタログから姿を消したが、今なお根強い人気を誇る三菱自動車の代表作。2ドア・4ドアモデルの他に、その名が一般公募で決まったという伝説を持つ軽自動車版「パジェロミニ」も広く知られている。

今日までパジェロがこれほどの人気になったのにはパリダカールラリー優勝が大きくかかわっている。パジェロで築いた総合優勝回数はなんと12回。ランエボでもWRCで優勝していることを考えても90年代の三菱のオフロードにかける気持ちたるや凄まじすぎる。戦後まもなくジープをOEMで作っていたことで技術が研鑽されたのだろうか。

日本人にとっては大変馴染み深い、パリダカで有名な90年代パジェロが登場。ミリタリーを扱ったアップデートということで気を利かせたラインナップといえるだろう。モデリングが最高で「あの頃」の夢のパジェロを完璧に再現。どんなカスタムをしても楽しすぎる、今アプデで最も話題の1台。フレーバーテキストからパリダカ専用に少数生産されたパジェロエボリューションがモデルと思われる。

 

 

ヴァピッド ラテル

モデル:SCOREクラス1バギーの参戦車両

SCOREは「Southern California Off Road Enthusiasts」の略で南カリフォルニアを中心としたオフロード愛好会。1973年発足以降アメリカ・メキシコを中心にオフロードレースの主催をしている団体。この団体が取り決めいている最上級クラスがクラス1で改造無制限のオープンホイールクラスである。オフロードを走る為だけに生まれたモンスターバギーと思ってもらっていい。

SCOREの主力レースであるバハ・カリフォルニア半島を舞台にした「バハシリーズ」に参戦するために必要な規格がクラス1車両。アメリカでは昔からオフロード車が大人気で、それが行き過ぎた結果なのか、モンスタートラックやトロフィートラックのようなオフロード専用の怪物たちが次々に生み出されてきた。いわばオフロード大国。だから作るマシンも末恐ろしいことこの上ない。

GTAオンラインではちょこちょこ登場するオフロードバギーの1つ。どれもこれも高すぎる上にモデルも分からない。それでも「なんかバギーが置いてあるガレージっていいよね」という雰囲気重視の民からは一定の指示があると思う。ラテルに限った話でないがバギーの類はハンドルがクイックすぎて運転しづらい。今アプデでいえばウォルトンやモンストロシティのような4DWの方がオフ車らしい動きをする。ものすっごいお金に余裕のある人は買ってみては?

 

 

デクラス ウォルトン L35

モデル:シボレー・S-10(初代)

初代S-10は1982年~1993年まで発売されたピックアップトラック。1973年に起きたオイルショックの影響を受けて排気量の小さいコンパクトな自動車の製造に迫られたことから誕生。アメリカ人に大人気のピックアップトラックでも小型化が急務になり、いすゞが北米で販売していたいすゞ・ファスターの後継として開発された。

フルサイズピックアップがお家芸あるいは伝統芸能ともいえるアメリカにおいて、非常に希少なコンパクトピックアップ。石油危機が回復するまでは1.9L・2.2Lのいすゞ製エンジンを使っていたらしい。2代目・3代目は"アメリカンサイズ"に戻ったが、いすゞの技術を買っていたのを見るに当時から小型日本車の評価は一様に高かったと考えればなんだか誇らしい。それだけにいすゞの市販車撤退が悔やまれるが・・・。

大人気オフロード車両。モンストロシティと並び本格クロカン車両として注目された1台。ボディがそれほど大きくない事も相まって非常に取り回し良好。リアータのボディにヨセミテランチャーの顔を移植した感じ。足回りの柔軟さはまさにオフローダーの鏡。クラシカルな見た目と相まって古き良きアメリカの4DWを堪能できるだろう。値段さえマシだったらどれほど嬉しかったことか・・・。

 

 

ブラヴァド バッファローEVX

モデル:ダッジ・チャージャー デイトナSRTコンセプト

チャージャー デイトナSRTコンセプトは2022年に発表されたコンセプトカー。ダッジの人気モデルであるチャージャーの新世代型で100%電気自動車である。EV車でありながらマッスルカーであることを目指した本車は車両後部に設置された専用アンプから最大126dbの爆音を響かせる。BMW・i8と同じような疑似的なエンジン音を作り出す構造が採用されている。

ちなみに126dbというとダッジの最上級モデル「ヘルキャット」に搭載されるV8エンジンと同程度の爆音であるという。バッテリーは800Vの超高出力型でポルシェ・タイカンに匹敵する。またパワーショットという一時的に出力が向上する、「バッテリー版スーパーチャージャー」も搭載される。かつてこれほどまでに“アメ車らしい電気自動車”が存在しただろうか?

バッファローシリーズ4台目。実際のモデル同様電気自動車なのだが、バッファローEVXのモーター音は初登場のオリジナル。従来のものより”ちょっぴり”荒々しいモーター音が楽しめる。電気自動車だけどマッスルカーということでウィリーもできる。ものすごい違和感。

 

 

プノー ラ・クルューズ

モデル:ルノー・5ターボ 3E

5ターボ 3Eは2022年のパリモーターショーで公開された電気自動車。80年代“狂気のグループB”で一躍名をはせた5ターボ(サンクターボ)の現代リメイクモデル。80年代を彷彿とさせる角張った小さなボディに昔より断然過激なエアロパーツを装備する。ルノーが「ハイパフォーマンスドリフトデザイン」と称するようにドリフト走行目的を考えて作られたパッケージである。

1972~1996年に発売されたルノー・5は小さくて経済的な“普通の自動車”だった。ところがルノーがWRCへ参戦するに当たりレース用のターボモデルを開発。FFレイアウトからエンジンをリアへ移動させMRレイアウトへと変貌させた。一見するとどこにでもいそうな軽自動車なのにその走りは怪物。それを現代へとよみがえらせようというんだからルノーも気が利いている。

初登場のメーカー「ブノー」から発売のラ・クルューズ。メーカー名で吹き出しそうになったが、言われてみればルノー車ってなかったなと実感。それにしてもこんな名前じゃ怒られそうだけど・・・。見た目はイカつくて結構好きなんだけど、やっぱり普通のガソリン自動車がよかったなぁというのはいなめられない。それか元ネタの元祖サンクターボでもよかったのに。

 

 

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