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突然ですが、最近僕はめっきりGTAオンラインにハマってます。
なぜかというと、鬼キャン車が異様に増えてきたからです。
僕は車が大好きで、鬼キャンはマジ卍好き好きの大好きカスタムなんです。
もしかしたら街中でも見たことある方もいるかもしれません。
一見すると、「壊れてんじゃねーの?」って思うかもしれませんが、しっかり作りこまれているので安心してください。
鬼キャンとは?
鬼(のような)キャン(バー角度)、略して”鬼キャン”と呼びます。タイヤを地面に対して垂直に倒すことを「キャンバーをつける」と呼ぶ。
今でこそ、鬼キャン車はヤンキーあるいはDQN車の象徴のような存在に扱われてますが、その起源はレーシングカーにあります。
コーナー進入時にタイヤの設置面積を上げグリップ力を効かせるために行われるチューニング。
と、いっても、レーシングカーは1~3度程度なのでパッと見はわかりません。
上記のプリウスはおそらく15~20度なので一目でわかるヤカラ感が出てるのです。
ちなみに15~20度は言うまでもなく、やりすぎです。
過度なキャンバーはタイヤの摩耗を偏らせたり、リムに傷がついてしまいます。
ま、合理性で語るならばこんなカスタムするわけないんですがね。ある意味、哲学でもあるのです!
さて、余談が終わったところでGTA5の鬼キャン車を紹介していきますね☆
ボルカー ネビュラターボ
ダイヤモンド&カジノアップデートで2019年8月22日に追加。
おそらく、カスタム項目のサスペンション改造でキャンバーが付けられる最初のクルマだと思います。
しかもシャコタングリッチ可能なのでめちゃ下がる・・・。
カスタム項目が豊富で多様なカスタムが可能。
レーシングカー仕様、ラリーカー仕様、ヘラフラッシュ仕様、錆び錆び仕様など、何でもござれの夢のクルマ。
おまけにエンジンスワップ(エンジンを交換すること)もできたりして。
この車がガレージにあるかどうかでクルマ好きかどうかを判断しちゃうくらいなのでクルマ好きなら持っておきたい一台。
※好きすぎて別記事と動画も作ってます笑
マクスウェル アスボ
カジノ強盗アップデートで追加されたコンパクトカー。
現時点において、ゲーム内に登場するクルマの中で最もキツイキャンバー角をつけることができる。
カスタムも豊富で2000年代初頭に流行したスポコン風のパーツが多い。
またルーフラックやノースブラ、鬼キャン仕様のような現代のカスタムカルチャーをも踏襲しているためなかなか味わい深い一台。
クルマ好きなら一台は持っておかなくちゃ。
ただしアスボ含め最近のアップデート車はシャコタングリッチができないのが惜しいところ。
スポコンとは?
スポーツコンパクトの略。
90~00年代に多く見られた日本車のスポーツカーをベースにカスタムしたもののことを指す。
特徴的なカスタムとしてバイナルステッカーやGTウイング、カナード、派手な形のエアロパーツ、アンダーネオンなど、走りを意識しつつ、派手なカッコよさを追求したカスタムが多い。
ワイルドスピード1~3を見ると非常に分かりやすい。
ヴァピッド レトニュー MK II
カジノ強盗アップデートで登場したクラシックスポーツカー。
過去に同名のヴァピッド レトニューの後継モデル。
レトニューと同じくフォード エスコートがモデルになっている。
モデルのフォード エスコートはWRCなどラリーレースで大活躍していたため、この車でもラリー仕様にカスタムすることができる。(上記は旧車仕様をイメージ)
さきほどの2台とは異なり、カスタム要素はそれほど多くないうえにこの手では珍しく、マフラーの改造ができない。
アスボ同様、シャコタングリッチができないため画像の車高が限界。もう少し下げたかった(欲張り)
ウーバーマフト レブラ GTS
こちらもカジノ強盗アップデートで追加されたSUV。
車両価格が1,000,000ドルを超えており、SUV史上最高価格である。
カスタム項目はあまり多くない。SUVの宿命か。
このゲームではSUVはあまり人気がないためゲーム内でもなかなかお目にかかれない。(しかも高いし)
近年フェラーリやランボルギーニといった欧州高級車メーカーが次々とSUVを開発しだしたことに起因していると考えられる。
キャンバーはサスペンション改造で控えめにつく。シャコタングリッチ不可。
ヴァピッド ラットトラック
番外編。実はヴァピッド ラットトラックも鬼キャンにすることができる。
方法は簡単で、後輪をパンクさせるとキャンパーがつくのだ。
その倒れ具合もなかなかで僕の中では元祖鬼キャンとしてガレージで奉られている。
ラットトラックがオンラインに登場したのは確かまだPS3版だったころ。かなり初期のアップデート。
今ではアリーナ車両になったり、グリッチでも使われるため何かと目にすることが多い。
チョップドルーフ、むき出し激太タイヤ、ビッグエンジン、アメリカの夢を詰め込んだような珠玉のクルマと言っていいだろう。
シャコタングリッチ可能。
ショートムービーも作ってます笑。
カリン サルタン レトロ
2020/1/16、カジノ強盗アップデート追加車両として登場。今回、追加車両がリークされたとき一番期待していた人も多かったのではないだろうか?
キャンバーかくもエグイが、車高もかなり下がる。しかも、久々にシャコタングリッチが可能。下げずにはいられない!
車好きならその見た目で一発で分かると思うが、モデルはスバル インプレッサGC8型。イニシャルDで拓海の親父が買ってきたあの車だ。(イニDでは2ドアバージョン)
カスタム要素がほどほどに多く、スポコン仕様からラリー仕様、WRCインプレッサの再現まであらゆるカスタムの可能性が模索できそうだ。車好きならば買っておかなければ損だ。
ただし、値段が異様に高いので、お金をガッツリ稼いでから買おう。にしても、割引しても120万ドルはやりすぎだと思う。いつになったらインフレは止まるんだ?
かっこいい車ほど高い値段に設定するとは・・・。ロックスターもやりおるわい・・・。
※別記事で詳しく紹介してます
ディンカ ブリスタ・カンジョ
カジノ強盗アップデート3ヵ月目にして遂に登場。クルマ好きユーザーは一番期待していた、まさにこれぞジャパニーズカルチャー、キングオブJDM。車好きのマストアイテムだ。
値段もアスボ並みにリーズナブルな価格で、コンパクトカーだけどスポーツカーばりの性能と多すぎるくらいのカスタム項目が楽しめる。扱いはピーキーだけど、それもまた”らしくて”いいじゃない・・・。
環状族、JDM、スタンス、ヘラフラッシュ、タイムアタック、ツーリングカー再現などなど、あの手この手で楽しめる素晴らしい車。
カスタム項目は多すぎてあげたらキリがないが、とにかく車好きの的を射ている。シビックと言えばこんなカスタムがしたかった!いつかこんなの夢見てた!がかなえられるのだ。
さらにブリスタ・カンジョで感動した点と言えばエンジンルーム。B16Bのそのまんま再現しているのだ。これはシビック好き・スポーツカー好きなら驚嘆の声を上げるはず。一見の価値あり。
クルマ好きも、シビック好きも、現役ストリートレーサーも、ホンダ党も納得の一台です。
※詳しいカスタム例やエンジン内部の写真はこちらに記載してます。
デグラス デラックソ
そういえば忘れていたのが、このデラックソ。滑空状態のこの車ほどハードなキャンバー角はないだろう!?前後推定30度以上の超ネガティブキャンバー・・・。これにはキャンバーギャングもビックリ。
クルマ好きではないプレイヤー化からすれば、「タイヤをプロペラ的役割させるために鬼キャンになってるんだろ」と思うかもしれないが、それは違う。どう見たってキャンバーギャングしたいからだ。
ちなみにこの写真はある方法を用いてホバリング状態のまま着地させている。車高は地面すれすれどころか、完全に着地している。
動画の通り、ホバリングさせエンジンを切ることで着地鬼キャンを実現。まさに我々シャコタン好きが目指すべき最終地点という訳だ。
オフセットが甘いところが少し残念だが、前後から見たときの迫力はものすごいものがある。まるで這うように迫ってくるようだ。
あとはこの状態で走ることができたらなぁ・・・。完全にロスサントスがスタンスネーションしてしまうだろう。
BF ウィーヴィル
そういえばこんなのもあった。フォルクスワーゲンの誇る名車で世界一売れた市販車、初代ビートルをモデルにしたウィーヴィルだ。小さくて丸っこいかわいらしいボディは世界中で愛され続けている。
もっとも初代ビートルは用途に合わせて様々なカスタムが施される車輌だ。バハバグ、ドラッグレーサー、ホットロッド・・・古くからカスタムベースとしても重宝されてきたアツい車なのだ。その中にはもちろん鬼キャンだってある。
サスペンションを最大まで下げるとフェンダーに飲まれるようにキャンバー角を付けることが可能。オフセットもちょうどいい感じ。街乗りドライブ仕様、オフロード激走仕様に飽きた人は試してみてはいかがだろうか。
エンペラー ベクター
長らく鬼キャン業界も鳴りをひそめていたが、さすがにこれは紹介せねばなるまい。2021年のロスサントスチューナーアップデートで追加されたエンペラー ベクターだ。
これまでホンノリキャンバーがついている新車両はいくつかあったが、あくまでナチュラルだ。だがベクターはどう考えても違和感があるレベルの鬼キャンだ。しかもオフセットバッチリのツライチなので余計に映える。
MOD車のようないで立ちだが、正真正銘の公式。つまり、ロックスターが鬼キャンに毒されてきたといっても過言ではない!
スタンスネーション好きのキミ!今すぐ買って鬼キャンにするのだ!
カリン サルタンRSレトロ
「いやさすがにベクタークラスの鬼キャン車は今年いっぱいは出てこねぇだろ・・・」そんな推測をブチ壊す、サルタンRSレトロが登場だ。盛り上がったフェンダーから覗く強烈キャンバーが美しい。
サルタンシリーズはいずれも人気が高いが、これはこのクルマは更なる人気を呼ぶことになるだろう。MODかと思うくらい鬼キャンなのでシャコタン好きの諸君は必ず持っていなければなるまい。
しかもLSチューナー車なので、内装外装ともにカスタム項目が多い。カスタムカーとして魅力的な要素がぎっしり詰まっているので、ぜひカスタムショップで頭を悩ませてほしい。
ディンカ カンジョ SJ
2022年になっても鬼キャン界はとどまることを知らない。夏の大型アップデート後のGTA6リーク事件のゴタゴタのさなか追加されたのがカンジョSJ。シビックモデルシリーズの4代目として登場。しかもマニアックなクーペタイプ。
サルタンRSレトロ同様、相当な角度の鬼キャンが可能。エンジンルームの塗分けができたり、ルーフラックが乗せれたり、まさにJDMカスタムのお手本のようなクルマである。そりゃもう鬼キャン以外の姿など考えられないよ・・・。
ルーフラックがつけられるので"いつも通り”BMXをルーフに乗せようとしたら・・・ちょっと浮いちゃってる。そこだけが気になるポイントだが、そもそもそんなことするヤツ俺以外いねーだろ。
ディンカ ポストルード
夏のダブルホンダ車祭り。もう一台は初代プレリュードがモデルのポストルード。プレリュードといえばバブル時代に大人気を誇ったデートカー。だが今回モデルになっているのはマニアックな初代。
カスタムパーツはなぜか暴走族スタイルなものが多い。プレリュードって族車だっけ?と思ってしまうくらいタケヤリマフラーやらハッタリインタークーラーやら豊富に取り揃えている。