オベイについて
オベイのモデルはドイツの自動車メーカーアウディ。アウディは1901年にメルセデス・ベンツの工場長を務めたアウグスト・ホルヒによって「ホルヒ」として設立。その後自らの会社を追い出されたホルヒは、1910年に新たに会社を立ち上げ「アウディ」に改名。
その後、第1次世界大戦後の不況下において米国の輸入車に対抗すべく、「アウディ」「DKW」「ホルヒ」「ヴァンダラー」が合併しアウトニオンを設立。アウディのエンブレムである「フォーシルバーリング」はこの4社の一致団結を示す象徴として掲げられたもの。
フォルクスワーゲン傘下になり1985年に社名をアウディに改名し現在に至る。
アウディと言えば「クワトロ」と呼ばれるオリジナルの四輪駆動機構。ほぼ全ラインナップを4WDで製造されており、この技術は1980年代に完成していたらしい。当時4WDはオフロード車だけのものと思われていたが、オンロード車へも高いレベルで適用できるとして、4WDが乗用車にも有効だということを世に知らしめた。
このクワトロは今なお成熟が勧められており、アウディを語るうえで絶対に欠かせないDNAであり、象徴のような存在である。
堅実・保守的なデザインと言われることが多かったアウディだが、2010年代に入ってからはメルセデスやBMWに見られるようなエッジの効いた鋭いデザインのものが多くなってきている。
1980年代のラリーのイメージが強いが、近年はWECを始めとした耐久レースで活躍することが多い。特にル・マン24時間レースは13回優勝を飾っており、これはポルシェの17勝に次ぐ数字。なおこの13勝は全て初参戦した1999年以降に上げた勝利であり、WEC参戦から撤退した2016年まで、18年連続で表彰台に上がっている。
WEC撤退後はフォーミュラEにも参戦するが、ほどなく撤退。今後はWECやIMSAシリーズへの参戦を目指しているとのことだ。
ベネファクター(メルセデス・ベンツがモデル)とウーバーマフト(BMWがモデル)に比べると、少々ラインナップの薄いオベイ。ただしマイケルの愛車がテイルゲーターなので目にする機会は非常に多い。
乗用車とスポーツカーがほとんどで正直あまり目立たないメーカーだが、1つ1つのクルマのカスタムが凝っていたりするので侮れない。
特にルーフキャリアレールにこだわりがあるのか、テイルゲイター、テイルゲイターS、8Fドラフターにカスタムパーツとして装備可能。ついついBMXを載せてしまいたくなるが、きっちりマウントせず、時間経過でに落ちてしまう。スナップマティックを撮るときはお早めに。
アウディがモデルのクルマまとめ
オベイ 9F / 9F カブリオ
モデル:アウディ R8
アウディが誇るスーパースポーツR8。2006年の登場以来、スーパーカーの代表格として確固たる地位を築いてきた。ミッドシップに積んだハイパワーエンジンをアウディのお家芸である4輪駆動システム「クワトロ」で最大限のパフォーマンスを発揮する。ランボルギーニ・ガヤルドの兄弟車でもある。
アウディといえばその4WD技術が示すようにラリー競技に意欲的なことで知られる。しかしR8の登場以来、ロードゴーイングやサーキットでもアウディの技術は卓越したものだと証明されることになる。DTMやWECシリーズなど世界中のGT3クラスレースで結果を残し続けている。
挙動が独特でとにかく滑りやすい9F。正直ドライビングはしにくいが乗りこなせば速くなる・・・とよく話題に上がる。シャコタンマニアからの支持も厚く、初期車両にも関わらずカーミーティングでは人気車種だ。開閉可能なオープンバージョンとハードトップバージョンがある。
オベイ テイルゲーター
モデル:アウディ A8 (D3系)
A8はアウディの顔ともいうべきフラグシップモデルである。Fセグメントに属し、高級フルサイズセダンの代表モデルである。DTMなどでも活躍したアウディ・V8の後継として誕生したA8は、年々進化を重ねるごとにパフォーマンスが向上していった。
特に2代目モデルにあたるD3系はW12エンジンを初めて搭載したモデルで、そのパワーは実に450馬力を誇る。6.0リッターのけたたましいパワーを路面に伝えるのは、もちろんアウディのお家芸であるクワトロシステムだ。
テイルゲーターはオフラインの主人公の一人、マイケルの愛車としておなじみ。ストーリー中は幾度となく目にしてきただろう。オンラインになると滅多に野良沸きしない希少車両になり、持っている人はほとんどいない・・・と思われる。実はルーフキャリアレールをつけれる唯一の初期車両。BMXを載せて楽しもう。
オベイ テイルゲーター S
モデル:アウディ RS3 セダン
アウディのハイパフォーマンスモデルシリーズ「RS」。コンパクトセダンであるA3をアウディがモータースポーツで培ったテクノロジーでチューニングしたのがRS3セダンだ。コンパクトで大衆モデルのA3を400馬力オーバーのスポーツカーへと変貌させた姿だ。
見た目はオーソドックスなA3セダンを「ここまでするか!?」というほどパワーアップさせたRS3セダン。レーシングカー譲りのスペックを誇るRS3は、もともとツーリングカー規定のクルマを市販車にフィードバックして開発されたもの。そのため運動性能は極めてレーシングだといえよう。
元祖テイルゲイターからはモデルがズレてしまったが、そのカッコよさは健在。チューナーズ車両ということもあってカスタム項目は内外装~エンジンに至るまで非常に豊富。キャンバーつけてスタンス仕様にするもヨシ。レーシングカー仕立てにするもヨシ。もちろんルーフレールにチャリンコを載せてもOKだ。
オベイ 8F ドラフター
モデル:アウディ RS5 (5F系)
アウディの大衆モデルA4の上位クラスとして売り出されているA5。そのA5をベースに更なるハイパフォーマンスを求めたのがRS5だ。外装にはエッジの効いたモディファイが加えられ、エンジンパワーはさらに向上し、450馬力相当を発生させることに成功。
A5よりワイドフェンダー化されたことで迫力が増したRS5。テールライトやバンパーの各所にアグレッシブな意匠が加えられ、RSシリーズがタダモノではないことを知らしめる。DTM譲りのイカツイルックスは、近年のアウディのトガったデザインを象徴する、素晴らしいモデルあのだ。
長らく追加車両がなかったオベイ車に突然やってきた8Fドラフター。シャコタングリッチ不可にも関わらず、ローワイドなデザインはRS3譲りのカッコイイデザインだ。街乗り仕様からレーシングカスタムまで幅広く対応可能できる万能車。もちろんルーフレールもつけられる。なぜかオベイ車はルーフレールにこだわっているようだ。
オベイ オムニス
モデル:アウディ スポーツ・クワトロ S1
改造無制限の狂気の時代「グループB」。ドライバーも観客も命がけだった80年代のラリーに燦然と輝くモンスターマシンがスポーツ・クワトロS1だ。今なおグループBの象徴として語り継がれるS1は、優に600馬力を超えるオフロードの怪物そのものだ。
数々のラリーレースやヒルクライムに参戦し名だたるライバルたちを圧倒してきたS1は、ラリーの歴史に刻まれた伝説のマシン。明らかに市販車ではないブリスターフェンダーと巨大なリアウィングは空力を最大限に活かすために開発された。アウディの四駆技術を世に知らしめた傑作モデルといってもいいだろう。
オムニスはS1の面影を色濃くインスパアしている。ラリーカーだからなのかグリップ力がものすごく強く、どんな悪路でも挙動が乱れにくい。カスタム項目は少ないが、あらかじめラリーカーとしてフルカスタムされているため、ラリー好きには堪らない一台だろう。ぜひともオムニスでチリアド砂漠を激走したいものだ。
オベイ ロコト
モデル:アウディ Q5 (初代)
Q7に次ぐDセグメントSUVとして開発されたアウディ・Q5。Q7に比べ車高があらかじめ高く設定されており、重量配分の適正化も図られているなど、オフロード走行を意識した仕上がりになっているのが特徴。Q5のシャシーは後にポルシェ・マカンにも流用されている。
ロコトはポルシェまとめで紹介したのだが、一応オベイ製なのでこっちにも記載。フロントマスクは完全にカイエン・マカンだが、リアはQ5そのもの。SUVなので性能はいまひとつ。売ると何気に高いので金欠気味のプレイヤーは目にしたら要チェックだ。
オベイ I-ワーゲン
モデル:アウディ Q4 e-tron
欧州EV化に向けて開発されたアウディの完全電気SUVであるQ4 e-tron。レースの世界で磨かれたe-tron技術をSUVフィードバックしたモデルで、新時代の到来を予感させるようなアグレッシブなドライブフィーリングが魅力だという。伝統のクワトロ技術を受け継ぐe-tronはEV化目指す欧州メーカーの中でも一歩先を行く存在だ。
ゲーム内でも完全EV化が再現されており、GTA初の完全EVのSUVである。電気自動車特有の強烈な加速はスポーツカー顔負けで、明らかに従来のモッサリSUVを凌ぐ性能を誇る。ただしカスタムパーツが少ない上にプライスもバリ高なので注意。ちなみにワーゲン(wagen)とはドイツ語でクルマという意味。アイ・ワーゲン・・・「私はクルマ」という意味だろうか?
オベイ 10F
モデル:アウディ・R8(2代目)
2代目R8は2016年から販売されているモデル。2006年の初登場以来、アウディのスーパースポーツを世界に示し続けてきた先代のフルモデルチェンジ版。動力部はV8エンジンからV10エンジンへとサイズアップ。もちろん駆動方式はアウディの伝統芸能である「クアトロ」こと4DWだ。
フルモデルチェンジ後も高い運動性能は変わらず、2代目モデルとなって初めて臨んだ2015年のニュル24時間では初出場ながらクラス優勝&総合優勝を成し遂げるという快進撃。その活躍を受けてかスーパーGT300クラスでは一ツ山レーシングが現在も走らせており、2016年にはシーズン3位に輝くなど素晴らしい戦果をあげている。
名前のまんまだが初期から実装されていた9Fの後継モデルである10F。意外なことに4DWではなくMR。これはサーキットモデルであるR8 LMSからきているのではないかと推測。カスタムパーツがサーキットテイストのものが多く、カスタムすればあっという間にレーシングカーに大変身。スーパーカーでレース仕様カスタムが多いのは結構珍しいかも。
お待ちかねのワイドボディ版も追加。 ベニーズに持ち込むことでアップグレード可能。リバティウォーク風ネオクラシックスーパーカー。
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