マイバツについて
マイバツのモデルは三菱自動車工業。財閥出身の総合商社・三菱商事グループの自動車製造部門。もともと造船業を行っていた三菱造船が三菱重工業へ社名変更し日産・トヨタ車のボディ生産などを請け負うようになる。そこで蓄積したノウハウをもとに1953年にはジープの製造を開始し、自動車事業を本格化させていった。
過去にダイムラー・クライスラーと提携を結んでおり、日本のメーカーでありながら海外にゆかりが深い。ジープの組立製造をしていたのから始まり、アメリカで大ヒットするエクリプスの誕生もこの協業提携があったからこそと言ってもいいだろう。
2009年にi-MiEVというリチウムイオン電池自動車を販売。これが世界初の量産型電気自動車の販売だった。またキャンターに代表されるように、三菱ふそうでは2tトラックやバスなどの大型工業車両も数多く作ってる。自社で軽自動車・乗用車・商業車・高業車なんでも製造するマルチな工業会社といえるだろう。
モータースポーツではラリーを始めとしたオフロード競技に力を入れている。ラリーにはランサーエボリューションで参戦、パリダカにはパジェロで参戦し優勝を積み重ねていった。そのため三菱にはランエボやデリカ、パジェロといったオフロードに強い魅力的なクルマが人気を博した。
GTAオンラインで明確に三菱として成立しているマイバツ。エクリプスとランエボというアメリカで抜群の人気を誇る三菱車はもちろん、2tトラックのキャンターまで実装されている。数は多くないが、イイトコロをエグってる感じはするのでGOOD。重工業メーカーらしくヘリコプターやボートも作っている。
スバル(SUBARU)がモデルのメーカーは明確にはないものの、カリン車として登場している。86・BRZに代表されるようにトヨタとスバルは業務提携を結んで久しいのでおそらくそれでだと思われる。もともとは富士重工業という会社名だったが、2017年にSUBARU株式会社に社名変更している。
マツダ(MAZDA)も明確なモデルのメーカーがなく、アニス車として登場している。ここは日産との関連性がイマイチ謎。まぁ今更メーカーの数増やしても仕方ないし、日産&マツダがアニスだったと考えられる。
三菱がモデルのクルマまとめ
マイバツ ペナンブラ
モデル:三菱・エクリプス(4代目)
4代目エクリプスは2005年に販売されたクルマ。エクリプスシリーズの最終型であり、唯一日本で販売されなかったモデル。もともと北米市場をターゲットにしていたため日本ではかなりマイナーな存在。大柄なボディをトルクに任せて走るアメリカンラグジュアリーカーなので、日本でのウケはいまひとつなのも納得。
さすがに北米市場を狙っているだけあって、日本ではマイナー車ながらアメリカではそこそこ人気が出たらしい。FFで3.0Lのクーペなんてどこに需要が?なんて思うかもしれないが、アメ車だと意外とよくあるパッケージ。北米市場販売不振のため2012年で販売終了。2017年に発表されたエクリプスクロスへと受け継がれた。エクリプスクロスは日本でも販売中。
もともとエクリプスは三菱と業務提携していたクライスラーとの協業によって誕生した。サバンナRX-7やスープラに対抗するスポーツカーが欲しいと要請を受け開発。対抗勢力として立場を確立できたばかりか、ワイルドスピードの劇中車として一躍名をはせ人気爆発。北米車両ながら日本を代表するスポーツカーとして知られることなった。
北米をターゲットに絞っていたという背景から、エクリプスは左ハンドル車しか存在しない。日本へ正式輸入された車両は全て左ハンドルのまま。日本車でありながら右ハンドルが存在しないというレアな経歴を持ったスポーツカーなのだ。
初期から実装されてきたペナンブラ。オンラインでも登場するハオの愛車。野良湧きで見かけることも多いため、かなり身近な存在。性能は平凡だが、初期の頃はスポーツカー(特に日本車)がほとんどなかったのでこれでガマンしたという古参プレイヤーは多いのでは?私もGTAオンライン初の個人車両がコレだった。思い出の一台。
マイバツ ペナンブラ FF
モデル:三菱・エクリプス(2代目)
2代目エクリプスは1994年に販売されたモデル。ワイルドスピード1冒頭で登場したライムグリーンのエクリプスのモデルはこれ。映画序盤でしか登場しなかったものの、瞬く間に人気沸騰。一躍JDMスポーツカーの顔役として知られるようになる。アメリカでは劇中で使用された車が人気になるということがあるが、日本車でその代表格は間違いなくエクリプスである。
2代目エクリプスはランサーエボリューションと同じ4G63エンジンを搭載。チューニング界隈でも評価が高いエンジンだけに、エクリプスはチューニングベースとしても人気を博した。また他グレードではクライスラー製420Aエンジンを搭載したモデルもある。側は日本車、中身はアメ車というパッケージが公式に売られていたというのだから面白い。
基本的にギャランの設計を流用していることもあり駆動方式はFFのみ。ハイパワーエンジン×FF×1300kgボディと聞くといかにもアメリカ!という感じ。日本じゃ絶対にありえない組み合わせだろう(というか需要がない)日本メーカーが作ったアメ車というTHE逆輸入車。ワイスピ人気のおかげで日本でも欲しがる若者が急増したんだとか。
ペナンブラFFという名前だが駆動方式は4DW。ワイルドスピードの原題:Fast and Furiousからとっていると思われる。ボディペイントにはワイルドスピード1に登場したブライアンのエクリプス、ワイルドスピード2に登場したローマンのエクリプスのデザインが用意されている。
カスタムパーツが非常に豊富。車高もベタ下げ&鬼キャンにできるため、どうぞスタンスネーションして下さいとでも言わんばかり。ロールケージがボディとは別に塗分けできるのもポイント。王道スポコン仕様からスタンスシャコタン仕様まで幅広く対応できる万能車だ。カスタム好きは絶対に所有したい一台。
カリン クルマ / クルマ(装甲)
モデル:三菱・ランサーエボリューションX
ランサーエボリューション10は2007年に販売されたモデル。ランサーターボから数え30年以上開発が続けられてきたランエボシリーズの最終型にあたる。ランエボは開発段階からラリー参戦を目的に作られているため、非常に硬派なマシンとして知られる。軽量ハイパワーマシンという素材は多くのチューナーたちから好まれた。
ランエボ10では新開発のオールアルミの4B11エンジンを搭載。さらに6速DCTツインクラッチシステムでAT限定免許でも乗れるなど、現代の潮流に合わせたハイテクマシン。とはいえ最終グレードでは300馬力を突破するハイパワーぶりと、ラリー育ちのボディ剛性はさすがの一言。現在もラリージャパンやWRCなど世界各国のラリー競技で多く用いられてる。
2016年に集大成となる1000台限定ランサーエボリューション ファイナルエディションの販売を持って販売終了。長い長いランサーの歴史に幕を下ろした。現在各モデルのプレミア化が進んでおり、近年のスポーツカー価格高騰の顕著な例となっている。しかも走り屋さんが多く使うもんで良い個体はそうそう出てこない。
あまりにもそのままなクルマ。英語表記でも『kuruma』なのでこれが正式名称。ドストレートすぎる名前に初登場時は思わず笑ってしまったが、ランエボ10をかなり忠実に再現しており、日本車好きにはたまらない一台。個人的にはウィングレスが好きなのでトランクをあえて外してみることもしばしば。
ノーマル車と装甲車仕様がある。装甲仕様は完全防弾・中から銃を撃てる・4人乗りなので非常に便利。ミッションの際はこれがあるとないとでは難易度が大きく変わると言ってもいい。今でこそオプレッサーの独壇場だが一昔前はお金稼ぎの必需品として重宝されていた。今でも使ってる人を多く見かけるので非常に根強い人気といえる。
カスタムとして楽しむノーマルクルマ、実用性抜群の装甲クルマ。一粒で二度おいしい素晴らしい車。両方持っておいて全く損はないので、ぜひともフリーサ銀行フィナーレを終わらせて割引を解除しよう。
マイバツ ミュール / ミュール・カスタム
モデル:三菱ふそう・キャンター
キャンターは三菱ふそうバス・トラックが製造している2tトラック。長きにわたり日本の運送業界で活躍し続けるトラックの代表車種。荷物の運搬から引っ越し、消防・災害派遣まで幅広く使われる日本を代表する工業車両である。いすゞ・エルフと並び毎日のように目にするおなじみのトラックだ。
今作GTA5では日本で最も馴染み深い2tトラックとして登場。アメリカの世界なのに、ミュールを見るとどうしても日本を感じてしまう。それくらい我々にとって身近なキャンターに酷似しているデザインである。
ナイトライフアップデートでミュール・カスタムとして個人車両化できるようになった。しかしボディカラー変更とトゲトゲの装甲を着けられるだけなのでガッカリ。1人称で運転してみると何となく本物のトラック運ちゃん気分を味わえて楽しいかも。高速道路を激走したり、あえて山道を爆走したりして一味違ったドライブを楽しむのもアリ。
マイバツ モンストロシティ
モデル:三菱・パジェロエボリューション
2代目パジェロは1991年~1999年まで販売されたクルマ。ランドクルーザー、サファリ、デリカなど共に90年代のRV車・4DWブームを牽引。TV番組の景品にもなったり、軽自動車版のパジェロミニが発売されたり、おそらく三菱車の中でもNo.1の知名度を誇る。車名のモンストロシティはパジェロの海外名モンテロから取られたと思われる。(他にもショーグンという名で売られていたことも)
2代目パジェロは特に人気の高いモデルでその理由は何を隠そうパリダカを中心とした世界各国のラリーレースで活躍したことがきっかけ。このうちラリー専用車両として開発されたのがパジェロエボリューション。日本でも根強い人気を誇るが、アフリカや中東など未舗装路を走ることが多い国では今なおニーズが高い。クルマ離れとRV車の苦戦から2021年についに販売終了。39年にわたる長い歴史に幕を下ろした。
ロスサントスの傭兵アップデートで登場。トレーラーにも映っていたことから早くから話題沸騰。フレーバーテキストでも紹介されているように日本人が大好きで仕方ないパジェロの登場に多くのプレイヤーが歓喜した。ハンドリングがものすごくスムーズで「ホントにオフロード車?」と疑いたくなるレベル。むしろオンロードサーキットで活躍しそうなポテンシャル。
スバルがモデルのクルマまとめ
カリン サルタン
モデル:スバル・インプレッサ(2代目・GD型)
2代目インプレッサは2000年から製造されたモデル。歴代インプレッサの中で最も多様なグレードが乱立したモデルだが、特に論争のタネとなったのは丸目と涙目だ。2代目インプレッサは最初丸目ヘッドライトとして販売されたが、これがものすごく不評。すぐさまフェイスリフトが行われ涙目と呼ばれるヘッドライトに変更された。
その後2度目のフェイスリフトが行われ、今度は鷹目と呼ばれるようになる。同一モデルでありながらヘッドライトが丸目→涙目→鷹目と3度に渡ってデザインが大きく変わっているのが特徴。当時は不評だった丸目インプも今では逆に個性的と人気になっており、これを狙って買いに来るスバリストもいるんだとか。
野良湧き車であありながら低価格で買えるスポーツカー、しかも4人乗りで実用性も高くカスタムパーツまであるという初期車両にしてはかなりの好待遇。その甲斐あってかサルタンは国内外のクルマ好きプレイヤーたちのマストアイテムとなったのは言うまでもない。
その後後述する派生モデルが3つも出ているあたり、サルタンの人気は不動のものと見受けられる。さすがに今でも元祖サルタンを持っている人はなかなかいないと思うが、もしいたらその人は相当の強者かも。
カリン サルタンRS
モデル:スバル・インプレッサWRX(2代目・GD型)
サルタンにべニーズアップグレードを施すとこちらのサルタンRSにパワーアップする。4ドアから2ドアになり外装パーツが一新。カスタムバンパーが追加され、オーバーフェンダー化。さらにマフラーも左ドア下から噴き出すカタチになり、いかにもカスタムカーというスタイルになった。
全体的なモデルはノーマルサルタン同様、GD型インプレッサ(涙目)だがフロントバンパーの交換でランサーエボリューションに近づけることが可能。インプとランエボは互いにラリーを主戦場とする4ドアスポーツカー同士のライバル関係。そのライバルが1つのクルマに混在するというロックスターマジックがこのサルタンRSだろう。
カスタム次第でよりインプレッサもしくはランエボに近づけることが可能。とはいえGD型インプには2ドアモデルはないし、ランエボにももちろんない。そこだけが若干納得いかないような気もするが、まぁロールケージとか張り巡らせれば格好はつくので、これはこれでアリ。
2016年のアップデートで追加されて以来、持ってない人はいないんじゃないか?ってレベルで普及しているサルタンRS。モデルのインプレッサの人気よろしく、サルタンRSの人気もなかなかのもの。日本勢にも海外勢にも大人気の一台。手を出し尽くされている車両なので、自分だけのカスタムを見つけ色を出したいところだ。
カリン サルタンレトロ
モデル:スバル・インプレッサWRX(初代・GC型)
初代インプレッサは1992年に販売されたクルマ。ラリーへの参戦もできるスポーツコンパクトセダンとして開発され、先代レガシィRSから受け継がれた水平対向4気筒EJ20エンジンを搭載。以降2011年まで全てのモデルにEJ20エンジンが採用され続け、20年以上にわたり熟成されることとなる。
もともと開発段階でやむなく水平対向エンジンを積むことになったそうだが、怪我の功名というべきか世界屈指のボクサーエンジンとしてその名を轟かせるまでに熟成が成功。世界ラリー選手権では幾度の優勝を飾り、ランエボと並びラリーの日本車ということを知らしめた。その功績から現在も国内外で非常に高い人気を誇る。
多様なグレード展開、初代に至ってはクーペ・セダン・ワゴンの3タイプが製造されていたため、プレミア化する国産スポーツカーの中では比較的手に入りやすい。ただしお望みのモデルとなれば難易度はハネ上がるので注意。
サルタンレトロは初代インプレッサのセダンバージョン。インプの中でも最もなじみ深いモデルといいこともあって非常に人気。ラリー系カスタムはもちろん、車高全下げで鬼キャンにもできる。ラリーからシャコタンまで車高の高さに合ったカスタムが縦横無尽に可能な有能ぶり。
サルタンRS同様、フロントバンパーの変更でランエボフェイスにすることができる。4ドアでなおさら良く似合うのでオススメ。
ボディペイントもなかなかこだわっており、あの世界一有名なスバルラリーチームのデザイン、全日本GT選手権に参戦していたクスコのGTカー仕様、痛車、マルボロ仕様などなかなかバラエティに富んでいる。相変わらずロックスターのリサーチ力には驚かされるばかりだ。
カリン サルタンRSレトロ
モデル:スバル・インプレッサWRX(初代・GC型)
サルタンレトロの2ドアバージョン。初代インプレッサには歴代で唯一となるクーペモデルがあったので、それをオマージュしたものだと思われる。2ドアインプはかなりレアモノだが、頭文字Dには文太のクルマとして登場しているので知っている人は意外に多いかもしれない。
2ドアになっただけでなく、フェンダーが大きく盛り上がりマッチョな姿に変身。カスタムパーツはほとんど共通だが、車高全下げ時の鬼キャンっぷりがパワーアップ。さらにリムも深くなったことでド迫力のスタンスをキメることができるようになっている。ラリーもいいが、このチョベリグな足回りを見てしまったら・・・もう車高なんて上げられん。
なお、サルタン→サルタンRSのようにべニーズアップグレードではなく、サルタンレトロとサルタンRSレトロは完全に別売り。どちらも100万ドルオーバーのハイプライスなので注意。おサイフに余裕があれば両方欲しいところだが・・・。
カリン ボーア
モデル:スバル・ブラット
ブラットは1978年にアメリカで発売されたクルマ。アメリカで若者中心に絶大な人気を誇っていたユーティリティピックアップ市場にスバルが挑戦した一台だ。ところが輸入ピックアップには高い関税がかけらており、必要以上に価格が高騰するという問題点があった。そこで、荷台に後部座席?を設けて「2ドアクーペ」として押し通すことで関税を回避していたらしい。
おもちゃのような見た目だがまさしくそう。ブラットは日本未発売車両でありながらタミヤのラジコンカーに採用されたことから「名前は分からんけどオフロードラジコンでよく見るトラック」という認知のされ方をしているクルマなのだ。超レア車らしく中古車サイトで検索してもヒットしない。日本に並行輸入されたものがいくつかあるそうなのだが、彼らはどこへ・・・。
1/1ラジコンカーで遊ぶならボーアにお任せ。ちょっぴりリフトアップされたクーペボディと個性豊かなカスタムパーツがエンスージアストの心をくすぐる。これで値段が良心的だったらどれだけステキなことだろう・・・。(衝撃の120万ドル!)でもでも田舎道クルージングを楽しみたいから・・・ついつい手を出してしまう。わかる。
マツダがモデルのクルマまとめ
アニス ZR350
モデル:マツダ・RX-7(3代目・FD3S型)
3代目RX-7は1991年から販売されたスポーツカー。ピュアスポーツをコンセプトに掲げて作られただけあって、”カッコイイ”の全ての要素を満たしている究極のスポーツカーと言っていい。流線型で彩られた唯一無二のスタイリングはクルマに無関心な人でさえをも振り向かせる魅力を持っている。
デザインについての称賛の声は枚挙にいとまがなく、世界各国で美しいスポーツカーとして幾度となく評価されている。JDMスポーツカーのプレミア化のまさに顕著な例で500万円代クラスが当たり前の異常事態。だけどその値打ちにも合点がいくほどの人気があり、古今東西みんなの憧れのスポーツカーなのだ。
エンジンルームに鎮座するのは13B型ロータリーエンジン。ルマン優勝経験もあるマツダは長年RX-7とロータリーエンジンを熟成させ続けてきた。その最終形態を搭載したのがFD3Sなのだ。気持ちのイイ吹け上がりと独特のロータリーサウンドはクルマ好き達を常にトリコにしてきた。
GTAオンラインでもこのZR350はかなり気合が入っている。ビジュアルはまんばFDそのものだし、後ろ姿こそ「ん?」となる感じはあるが、まぁ100%再現したらマズいだろうからご愛敬。それよりなにより驚くべきはロータリーエンジンが完全に再現されていることだ。明らかにレシプロではなく、ロータリー専用テクスチャとして用意されているのだ。
もちろんリトラクタブルヘッドライトもちゃんと稼働する。カスタムによっては半目・眠り目まですることができるという嬉しいサービス付き。その他のカスタムパーツも申し分ない。が、ここはヤボったいカスタムは避けて、あえてノーマル然としたRX-7を楽しみたい。ノーマルが完成されすぎていてそう思ってしまうのもムリないでしょ・・・?
ヴァピッド バンシー900R
モデル:マツダ・RX-7 ”Fortune” VeilSideカスタム
横幕氏率いるVeilSideが手掛けたRX-7のフルカスタム仕様。独特の世界観かつ攻めたデザインの多いVeilSideカスタムの中でも、最も著名なカスタム車両。ワイルドスピード3でショーンの師匠ハンの愛車として登場。ネオンの中を疾走するオレンジと黒のRX-7に見覚えがあるハズだ。
RX-7の面影を残しつつも、ボディ全てを完全武装し唯一無二のシルエットを編み出すFortuneエアロ。大きく張り出したフェンダーから覗くクローム深リム。これきっかけにワイドフェンダーブームが巻き起こったといっても何らおかしくない。そのくらいこのカスタムは我々のJDMカルチャーに影響を与えているんだと思う。
バンシーはもともとダッジ・バイパーがモデルのクルマ。だがアップグレード後のバンシー900Rには明らかにVeilSideモチーフのボディペイントが・・・。あとマッドマイクの4ローターRX-7のデザインもあるし。よりモデルに忠実なZR350があるものの、固定式ヘッドライト・ワイドフェンダーが好きな人はこっちをRX-7に見立てるのも全然アリ。
アニス サベストラ
モデル:マツダ・RX-3
RX-3は1971年~1978年に販売されたサバンナGTの輸出車名である。当時スポーツカーレースで猛威を振るっていたハコスカの連勝記録をストップさせた伝説の名車として知られる。エンジンには後にマツダロータリーエンジンの礎となる10A型、及びその後継12A型エンジンを搭載していた。
RX-3に搭載されたエンジンはのちにRX-7に搭載される13B型エンジンへの基礎を作り上げた。そのためマツダロータリーエンジンの歴史の中でこのRX-3が持つ意味は大変に重要である。ここでの活躍がなかったらルマン優勝車787Bも生まれなかっただろうから、偉大な歴史の1ページといえるだろう。
デフォルトでかなりのオーバーフェンダーになっていることから、ワークスフェンダーが良く似合うサベストラ。どうぞグラチャンにしてくださいという気概を感じる。リバティーウォーク仕様でもおなじみ黄色と緑のボディカラーは”ロータリーの使い手”片山義美号を再現しているのだが、なんとこれをサベストラで再現可能。まさしく全盛期グラチャンの魅力が詰まった一台なのだ。
GTAオンラインクルマまとめ【日本車編】
GTAオンラインクルマまとめ【外国車編】